仕事に疲れた大人こそ読むべき!心に響いて癒されるおすすめ絵本18選

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日頃、お仕事で疲れきっている方やストレスを感じている人、生活で悩みを抱えている人は少なくないと思います。

そういうときにはどうしても心が乱れてしまったり、良い睡眠が取れなかったりするものですよね。

そんなときにおすすめなのが、絵本です。

絵本は単に子どもが読むだけのものではなく、大人が読んでも楽しめますし、想像以上に癒されるものです。

今回は、ふだん大変な思いをされている方にこそ読んでほしいおすすめの絵本を紹介します。

ストレスの多い大人にこそ、絵本をおすすめする理由

「遊び」の感覚から、想像力が豊かに

想像力をかきたてる印象の絵本の写真

絵本はその名のとおり、絵が中心で、文字は他の本に比べると圧倒的に少ないです。読み手がイマジネーションをフルに働かせることになるので、想像力が豊かになります

絵本には、ユニークなイラストや言葉遊び、遊び心のあるしかけなど、ユーモアのある「遊び」の感覚がふんだんに盛り込まれています。シンプルで分かりやすいものだからこそ、いろんな部分に遊び心を加えて楽しめるようになっているのです。

このような遊び心にふれることで、美術館に行って芸術作品を見るのと同様に、感性を研ぎすますことができます

疲れているときや余裕がないときは、どうしても「遊び」の感覚を忘れがちになってしまうものです。

お仕事や社会にとって重要なクリエイティビティは、「遊び」から生まれることも多いです。心に余裕を持たせてクリエイティブな感性を研ぎすますためにも、遊び心を持って楽しめる絵本はピッタリです。

新しい視点で物事をとらえる習慣が身につく

絵本はシンプルなストーリーだからこそ、ハッとさせられたり、新たな視点に気付かされたりします。短い言葉で心に刺さる言葉選びで、思いもよらない視点から物事を考えるといった構成になっている作品も多く、読者にシンプルですが深いメッセージを届けます。

そのメッセージは、10人いれば10通りの解釈があり得るし、それで良いのです。

こうした作品にふれる機会を増やすことで、ふだんから視野を広く物事を見る習慣を身につけることができます。

今悩んでいる問題も、思わぬ視点から解決につながることもありますよ!

リラックス効果に期待できる

ハンモックでリラックスしながら読書している女性の写真。癒しの時間。

何より、絵本にふれることで、頭と心を整え、リラックスすることが期待できます。
童心にかえり、ノスタルジックな時間に浸るうちに、だんだんと心が落ち着き、穏やかな気持ちになっていくものです。

普段、忙しい生活でストレスや悩みを抱えている方こそ一度立ち止まり、絵本の世界に入り込むことで、心が癒され、フレッシュな状態を取り戻すことにつながるのではないでしょうか。

絵本は、読むだけでなく、子どもへの読み聞かせのように、絵本の内容をゆっくりと声に出して読んでみたり、誰かに読んでもらうのもおすすめです。
やさしく、心に響く言葉のひとつひとつがじんわりと伝わり、癒しの時間をさらに良質なものに変えてくれますよ!

このようにして心を落ち着かせると、想像以上に睡眠の質が上がりますよ!

大人こそ読むべき!心に響く癒しの絵本18選

絵本を読んでいる子どもの写真

ここからは、そんな大人の方におすすめの絵本を紹介していきます。

今回は、全部で18冊の絵本を選びました。

感動的なストーリーや心に響くメッセージ、癒し効果バツグンの印象的なイラストなど、どの作品も心に残る素敵な絵本ばかりです!

ぜひ参考にしていただけたら幸いです!

きみのことが だいすき

イラストレーターの「いぬい さえこ」さんの作品で、ポジティブで温かい言葉がたくさん詰まっている、とっても素敵な絵本です。2作目となる「きみのそばにいるよ」とあわせておすすめしたい作品で、弱っているときに寄り添ってくれるような、そんな絵本です。読んでいるうちにやさしい気持ちで心が満たされますよ!

100万回生きたねこ

こちらは知っている方も多い有名な絵本ですね。愛を知らないネコの、不思議な生涯を壮大に描いた作品になります。切なくも心にしみる、とても奥が深いお話で、大人になって読むと印象も変わってきます。定期的に何度も読み返すのがおすすめです。生きること、出会うこと、愛することについてすごく考えさせられますよ!

すきになったら

独特の世界観を持つ画家、ヒグチユウコさんの作品です。今作は、誰かを好きになるという愛おしい気持ちを、心に刺さるメッセージで純粋かつまっすぐに表現していて、キュンとならずにはいられません!繊細な絵も可愛らしく、まさに大人が楽しめる作品になっています。恋したことがある方や、大切な人がいる方におすすめしたい、そんな絵本です。

おくりものはナンニモナイ

漫画家のパトリック・マクドネル作のこの絵本は、シンプルなメッセージとイラストでつくられていて、ユーモアにあふれ、ほっこりと癒されるかわいらしい作品です。示唆に富んだちょっと哲学的な内容で、たくさんのモノに囲まれた現代の私たちに、本当に大切なものについて考えさせてくれます。大切な友人がいる方や、疲れている方におすすめの絵本です!

たいせつなこと

いろんなモノの「たいせつなこと」を通して、世の中にあるさまざまなモノや人たちが、それぞれ素敵な個性があり、存在意義があることを教えてくれる、宝物のような作品です。余裕がない時やうまくいかないときでも、自分が自分でいることやありのままの自分を愛すること、自信を持つことの大切さをあらためて気づかせてくれますよ!

まってる。

横長の可愛らしい装丁で作られているこの絵本は、子ども時代から年老いるまでのさまざまな人生のワンシーンで「待ってる」ことを描き出し、それをすべて赤い糸でつなげている物語です。大人の方向けのおしゃれな作品で、じんわりとした温かさを感じさせてくれます。人生を通じた出会いや別れ、人生の喜怒哀楽など、いろいろなことを考えさせてくれますよ!

星をつるよる

こちらは韓国の絵本作家、キム・サングンさんの作品です。眠れない夜を舞台に繰り広げられる幻想的な物語なのですが、何よりイラストが素敵です!印象的な藍色の夜空や、キラキラ輝く月と星たちが美しくて、眺めていると浄化されていきます。心がざわざわしているときや、なかなか眠れないときに読むと、心が安らぎ穏やかな気持ちで眠ることができますよ!

くまとやまねこ

小説「夏の庭」でも有名な作家の湯本香樹実さんと、絵本作家の酒井駒子さんによるコラボ絵本で、第1回MOE絵本屋さん大賞を受賞した作品です。突然一緒に暮らしていた大切な友人を失ったくまが、やまねこと出会い、悲しみを乗り越えていく様子が、モノクロで描かれた絵とともに印象的に表現されています。くまとやまねこの気持ちが伝わり、切なくも、やさしい気持ちになれますよ!

ちいさなあなたへ

母親から子どもに向けた深い愛情や、親子のつながりを描いたアメリカ生まれの絵本です。やさしい雰囲気で、母の温かいまなざしがたくさん詰まっているので、感動させられること間違いありません!子どもの視点で読み進めても胸に込み上げるものがあります。子どもがいる方、子どもを持つ予定の方など、まさに大人こそ読むべき絵本といえる作品です。手元に置いて、大切にしたくなりますよ!

おおきな木

世代を超えて広く愛されているシルヴァスタインの名作を、作家の村上春樹さんが翻訳した作品です。りんごの木が、自らを犠牲にしながら無償の愛を少年に与え続けるというお話になっています。読み返すと、そのときの自分が置かれた境遇などによって視点や捉え方が変わったりします。「与えること」や「受け取ること」、人間関係について深く考えさせられる絵本ですよ!

なまえのないネコ

表紙のネコちゃんのイラストからすでに惹きつけられてしまいますが、ネコのまなざしにほっこり癒されるのはもちろん、心にもしっかりと温かさが残る、とっても素敵な絵本です。読んでいくうちに、名前がついていることの意味をあらためて気づかさる内容になっています。物語の最後には思わずほろり、とさせられてしまいますよ!

アンジュール ある犬の物語

絵本作家ガブリエル・バンサンの最初の作品で、すべてが鉛筆の線でデッサンされた、いわゆる「文字のない絵本」になっています。鉛筆で描かれた白黒のイラストを眺めていると、犬の切なさや哀しさなどの繊細な感情や躍動感がどんどんあふれて、心を揺さぶられます。想像力を働かせ、感性を高めることができるので、絵本の素晴らしさを感じられますよ!

アライバル

こちらも「文字のない絵本」作品で、繊細で美しいイラストたちを眺めると、まるで無声映画を観ているような気持ちを味わえます。新たな土地で移民として生きていく決意をした家族の物語を描いていますが、自分で想像しながら物語を補完して読み進めていくのがとても楽しいです。幻想的でノスタルジックな気持ちになり、感動してしまう絵本ですよ!

わすれられない おくりもの

みんなから愛されていたアナグマの死を通じて、心に響く物語が繰り広げられ、生きることや死ぬことについて考えさせられるお話になっています。周りの人を大切にしたい、人生が終わったあとに、誰かの記憶に何かを残せるような人生を生きていきたい、と思える作品です。大切な人を亡くしたり、お別れしてしまった方に特におすすめします。やさしく包み込んでくれますよ!

チリとチリリ

チリとチリリによるお出かけシリーズもので、こちらは1作目になります。どの作品も素敵なのですが、柔らかいタッチで描かれたかわいいイラストや、やさしくほんわかした雰囲気が最高で、とにかく癒されます!本の隅々まで楽しめるポイントが散りばめられているので、のんびりと眺めているだけで幸せな気持ちになれますよ!

100年の旅

0歳から99歳まで1ページずつ歳を重ねながら、それぞれの時期における人生の瞬間を描いています。今はピンとこないお話も、人生経験やそのときの年齢によって捉え方や印象が変わってくるので、歳を重ねながら何度も読み返す楽しみがあります。人生100年時代、生きる意味を考えながら、いちばん共感できるページを探してみるのはいかがでしょうか!

幸福な質問

「もしも」のお話を繰り広げる犬のカップルを描いたお話で、大切な相手への愛をたくさん感じさせてくれる作品です。ユーモアがあり、ほのぼのとした雰囲気で、心が温かくなります。甘くてキュンとなったり思わず笑みがこぼれたり、自分ならどんなふうに答えるかを考えてみたりと、幸せな気持ちで読むことができます!こんな夫婦、素敵ですね!

ぼくはきみできみはぼく

1ページごとに、詩のような子どもたちのつぶやきが脈絡なく散りばめられているのですが、イラストがとても可愛らしくて見ているだけで癒される作品です。愛と友情にあふれた子どもたちの感性にたくさんふれるうちに、子どもの頃の気持ちに戻っていくような体験ができます。何度でも繰り返し読みたくなるような素敵な絵本ですよ!

絵本といっしょに、自分だけの世界で、自分だけの時間をつくろう!

本を抱えながら寝そべっている女性の写真。本にふれながら自分だけの時間を大切にするイメージ

いかがでしたか。今回は18冊の絵本を紹介しました。

どの作品も、何度も読み返したくなるような素敵な絵本なので、きっと大切にしたくなります。

絵本は、誰かと比較するような必要はなく、自分のペースで、自分だけの想像の世界を作りながら読み進めることができるのが本当に素晴らしいと思います。

これが絶対に正しいというようなものもなく、楽しみ方も、感じ方もさまざまで、そのとき自分が思ったことが正解なのです。

だからこそ、余裕がないときやしんどいときは、絵本の力に寄り添ってもらいながら自分を見つめ直す時間を作ってみることをおすすめします。

ただ眺めるだけでもいいですし、作品のメッセージに本気で笑ったり泣いたりしてもいいのです!
きっと絵本の物語や、語りかけてくれる言葉たちが皆さんを癒し、明日への気づきを与えてくれますよ!

ぜひ素敵な絵本を見つけて、作品の世界にふれてみてくださいね!

それでは今日も素敵なエンタメライフを!

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