想像力あふれるユニークな世界観で、物語の世界を堪能できるファンタジー作品。
子どもはもちろん大人でも、夢中になって空想の世界を楽しめるのが魅力的な作品ジャンルです。
イギリスは歴史的に児童文学が盛んな国ということもあり、想像力をかき立てるファンタジーの名作が多く、「ファンタジー王国」ともいわれています。
世界で最も売れた小説「ハリーポッターシリーズ」をはじめ、映画化やアニメ化された小説など、ユーモアにあふれた面白い作品が本当にたくさんあるんですよ!
今回はそんな、イギリス生まれのおすすめファンタジー小説を紹介します。
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世界観が最高すぎる!イギリス生まれのおすすめファンタジー小説12選

今回は、イギリスのファンタジー小説を12作品選びました。
長編シリーズの作品が多いですが、素晴らしい作品がそろっていて、空想の世界にどっぷりと浸りながら、壮大な物語を堪能できます。
素敵なファンタジーの世界を味わいたいときに、ぜひ作品選びの参考にしてみてくださいね!
それでは早速紹介していきます!
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ハリー・ポッターと賢者の石
魔法使いハリーが仲間と力を合わせ、最大の敵ヴォルデモートと対決していく物語で、全世界で5億部以上の売り上げを記録した小説です。物語の幕開けは、1990年代のイギリスを舞台に、11歳のハリーがホグワーツ魔法学校へ入学し、友人と一緒に成長していく様子が描かれます。映画シリーズもありますが、原作ならではの壮大な世界観を楽しめますよ!
ナルニア国物語
空想の美しい世界を堪能できる、全7巻からなる長編物語です。1作目では4人の兄弟姉妹たちが、ナルニアという異世界の国に入り込み、魔女と戦う様子が描かれます。子どもたちの大冒険、悪に立ち向かう姿に胸が熱くなり、扉を開けたらどこかへ行けるんじゃないかと、ワクワクさせてくれます!
ホビットの冒険
20世紀を代表する作家トールキンが、「中つ国」と呼ばれる世界を舞台に、壮大な冒険の行方を描いた小説です。次に紹介する「指輪物語」の前日譚としても知られ、「ホビット」として映画化もされています。こだわり抜いた細やかな設定と繊細な描写で、情景が頭の中に浮かびあがり、ビルボと一緒に旅をしている気持ちを味わえます!
指輪物語
映画史に残る名作「ロード・オブ・ザ・リング」の原作で、20世紀最高のファンタジーとも呼ばれる小説です。文庫本上下巻合わせて12冊の大長編物語になっています。ホビットの冒険と同じ設定の世界で、指輪をめぐる壮大な冒険の旅を通じた仲間たちの友情が鮮やかに描かれます。こちらは2022年に日本語訳を見直した最新版で、スラスラ読めちゃいますよ!
黄金の羅針盤
動物の姿をした守護精霊(ダイモン)が1人1匹ついている世界で、11歳のライラが不思議な羅針盤を手に入れ、運命に導かれるように進んでいく大冒険を楽しめるSFファンタジーです。3部作で、映画「ライラの冒険」やドラマ「ダーク・マテリアルズ
」として映像化もされました。自分のダイモンを妄想したくなりますよ!
魔法使いハウルと火の悪魔
ジブリ映画「ハウルの動く城」の原作で、全3巻の物語です。1作目は、魔女の魔法で老婆になった18歳のソフィーが、魔法使いハウルの城で暮らし、魔女と対峙する様子が描かれます。暮らしぶりが愉快な日常系ファンタジーなので、安心して読めますし、アニメとは異なる部分などを比較するのもおすすめの楽しみ方です!
バーティミアス
3部作と外伝を楽しめる作品で、一時期は映画化も噂された物語です。現実世界の歴史改変モノで、世界の覇権を握るイギリスのロンドンが舞台になっています。魔術師たちが権力を握る世界での、主人公と妖霊バーティミアスの凸凹コンビの冒険に、ドキドキワクワクさせられます。とても描写が丁寧な、読みやすい作品です!
ダレン・シャン
過酷な運命に翻弄される、主人公たちの冒険を描いたダークファンタジーで、全12巻の大長編です。人気キャラクターの物語も全4巻にわたって描かれています。バンパイアや毒グモなどが登場するちょっと不気味な世界観ですが、読むのがやめられなくなります。多くの人におすすめしたい作品です!
ドリトル先生アフリカへ行く
「ドクター・ドリトル」として映画化もされている大人気長編シリーズです。物語の幕開けとなる今作は、世界で唯一動物とお話ができる、博物学者でお医者さんのドリトル先生と動物の仲間たちが、動物の病気を治すためアフリカに行くお話を楽しめます。可愛らしい動物たちとのやりとりがとっても愉快な、ほっこりする作品です!
床下の小人たち
「小人の冒険シリーズ」とも呼ばれ、ジブリの映画「借りぐらしのアリエッティ」の原作になっている作品です。人間から物を借りながら隠れて暮らしている、床下に住む小人たちの生活や、新しい住処を探す旅、人間とのやりとりなどが描かれたユーモアたっぷりの心温まる物語です。素敵な空想に酔いしれますよ!
九年目の魔法
「ハウルの動く城シリーズ」と同じ作者による作品で、主人公ポーリーの記憶をたどり成長していく様子を描いたファンタジーです。現在と過去が入り混じりながら進む物語は難解で複雑ですが、本格ミステリーを読んでいる気分で、不思議と何度も読んでしまいます。本が好きな人が楽しめるような仕掛けもいっぱいあり、おすすめの作品です!
コララインとボタンの魔女
新居の扉を開けたコララインが迷い込んだ、不思議な世界での冒険を描いた作品です。ダコタ・ファニングが声優を務めたアニメ映画で映像化もされました。不気味さと面白さが同居したような世界で、若干ホラーテイストですが、彼女の勇気と成長を楽しめる素敵な作品です!日本語訳の本が絶版になり、なかなか手に入りにくいのが難点ですね。
ファンタジー小説を読んで、非日常の世界に没入してみよう!

今回は、イギリス生まれのファンタジー小説を12冊紹介しました。
素敵な世界観を味わえる名作ばかりで、多くの作品が映画やアニメなど映像化もされていましたね。
このほか、児童文学など過去の文学作品のなかにも、優れたファンタジーの名作がたくさんあるので、まさに「ファンタジー王国」と呼びたくなります。イギリスのファンタジー力、恐るべしです!
ファンタジー小説は、想像力が本当に豊かで、憧れというか夢がたくさん詰まっている物語が多いので、前向きな気持ちになれるのが素晴らしいですよね!
自信を持って人におすすめできますし、おすすめしたくなるジャンルです!
イギリス生まれの作品は馴染みのあるものも多いので、映画の原作をあらためて読んでみたり、新しい物語の世界に入り込んでみたりと、空想の世界に入り込んで、日常とは違う素敵な時間を過ごせますよ!
皆さんも、ぜひイギリス生まれのファンタジー小説を読んでみてくださいね。
それでは今日も素敵なエンタメライフを!
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