一度は読むべき物語!大人こそ楽しめる、おすすめ海外児童文学16選

一度は読むべき物語!大人こそ楽しめる、おすすめ海外児童文学16選のアイキャッチ画像。 芝生に座り、読書をしている少女の写真。 小説
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普遍的なテーマと分かりやすい物語で、時代を問わず多くの人たちに愛されてきた海外児童文学。

映像化された小説も多く、深く考えさせられる内容も多いのが特徴です。

大人になると、なかなか読む機会がありませんが、実は大人だからこそ読んでほしい素敵な作品がたくさんあります。

今回は、そんな児童文学小説の魅力や、おすすめ作品を紹介します。

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児童文学の魅力とは

一度は読むべき物語!大人こそ楽しめる、おすすめ海外児童文学16選の記事内画像1。 可愛らしい挿絵が印象的な本が、見開きになっている写真。

児童文学とは、一般的には子ども向けに書かれた本のことを指します。小さい子を対象にした絵本から、挿絵が入った物語、10代を対象にした文学作品まで、幅広い作品が存在します。

これだけを聞くと、子どもだけが読む本というイメージがありますが、大人が児童文学を読んではいけないわけでは全くありません。

むしろ日々の忙しさやストレスなどで、童心や遊び心、大切なものを見失いがちな大人こそ、読むべき本と言えるかもしれません。

児童文学は子どもでも理解できるように、シンプルな言葉で書かれ、分かりやすい物語が特徴です。

シンプルだからこそ奥が深いもので、実は本質を捉えていたり、深く考えさせられたり、子どもの頃に読んだときとは違う印象を抱くことも少なくありません。

たくさん経験を積んだ大人だからこそ新たな魅力を再発見したり、心に刺さる作品は多いのです。

一度は読むべき物語!大人こそ楽しめる、おすすめ海外児童文学16選の記事内画像2。 不思議の国のアリスの世界を連想させる、ミニチュアサイズの雑貨が印象的な写真。

また児童文学作品は、主人公の成長や友情、勇気など誰もが共感できるものや、当時の社会を風刺したもの、異文化交流や家庭問題、LGBTQにいたるまで、さまざまなテーマを扱います。

現代にも通じる題材や普遍的なテーマから、ハッとさせられたり、新たに学べることも多くあります

何より児童文学は、読むことで童心にかえることができます。

遊び心満載のストーリーに心を和ませ、リラックスすることでストレスの軽減にもつながりますし、心の栄養をチャージできるのです。

子供だけじゃない!大人の方こそ楽しめる、おすすめ児童文学小説16選

そんな魅力いっぱいの海外児童文学の名作を、今回は16冊選びました。

有名な作品ばかりなので、初めて読む方も、小さい頃に読んだことがある方にもおすすめです!

あらためて読んで感じること、気づくことがたくさんあるのではないでしょうか。

それでは紹介していきます。

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不思議の国のアリス

海外児童文学でまず挙げたいのは、ディズニーで映画化もされるなど、誰もが一度は聞いたことがあるこの名作です。想像力にあふれた不思議な世界観で、大人が読んでもユーモアたっぷりなワンダーランドを楽しめます。韻を踏む言葉遊びや皮肉も多いので、原書でどのように書かれているのかチェックしてみるのもおすすめです!

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星の王子さま

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フランス人飛行士サン=テグジュペリの小説で、こちらも児童文学の名作中の名作になります。宝物のような素敵な物語が繰り広げられて、人生で本当に大切なことを教えてくれます。心に響く名言もたくさん登場し、読んでいるうちに心が洗われていくので、日々の生活で消耗している方に強くおすすめしたい1冊です!

モモ

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ドイツ人のミヒャエル・エンデの小説で、世界中で長く愛されてきたやさしい物語です。時間を題材にして、モモと時間泥棒との戦いが描かれていきますが、日々忙しく生活する大人たちに刺さるものがあります。効率を真っ先に意識しがちな昨今ですが、有意義な時間の使い方とは何か、あらためて考えさせられる1冊です。

赤毛のアン

女の子のバイブル的小説ともいえる長編物語で、孤児院から一家に引き取られたアンが、島の人々に囲まれながら、大人の女性になっていく様子を描いています。島の美しい風景描写や素敵なストーリーは、もはや児童文学の域を超えた美しいドラマです。色々な出版社が発行していますが、村岡花子さんの翻訳が楽しめる新潮社のシリーズが特におすすめです!

若草物語

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アメリカ南北戦争の時代に生きる、4人の姉妹の生活と成長を生き生きと描いた物語で、こちらも女の子のバイブル的作品に挙げられます。苦しい状況に迷いながらも、前向きで心豊かに生きることの素晴らしさを教えてくれる美しい作品です。女性の自立について考えさせることも多く、多くの人を勇気づけてくれますよ!

※本作品など、ファッションが素敵な映画を紹介した記事もあるので、こちらもぜひどうぞ↓↓

オズの魔法使い

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ミュージカル化や映像化もされている有名な作品なので、知っている方も多いのではないでしょうか。竜巻で家が吹き飛ばされ、カンザス州から見知らぬ世界にたどり着いたドロシーが、故郷に帰るために仲間を増やし、魔法使いオズに会いにいく旅路を描いています。世界観が最高で、読んでいるうちに童心にかえり、前向きな気持ちになれる傑作です。

※オズの魔法使いを映像化したミュージカル映画たちを紹介した記事もあるので、こちらもどうぞ↓↓

はてしない物語

「モモ」の作者ミヒャエル・エンデの作品で、映画史に残る名作「ネバーエンディングストーリー」の原作になった物語です。本の中に吸い込まれた主人公バスチアンの大冒険が描かれます。ファンタジー文学の最高峰とも言える作品で、大人でもワクワクするような夢のある物語を楽しめます!何度でも繰り返し読みたい1冊です。

秘密の花園

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小公女」でも有名なバーネットの小説ですが、今回はこちらを選びました。親戚に引き取られた孤児メアリが、廃墟と化した花園を発見し、復活させていく物語で、子どもたちの心と体も同時に回復していくのも印象的な作品です。自然の癒しの力、友達の大切さが感じられ、元気が足りないときに読むと強く心に響くこと間違いありません!

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トム・ソーヤーの冒険

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アメリカ人のマーク・トウェインの作品で、南北戦争前のアメリカの小さな村を舞台に、魅力あふれる悪童トムの自由奔放すぎる行動や、友達との冒険が生き生きと描かれていきます。平凡な日常を楽しむヒントが散りばめられていて、遊び心やノスタルジーを感じさせる名作です。当時のアメリカの様子も味わえますよ!

ハックルベリー・フィンの冒険

トム・ソーヤーの親友ハックルベリー・フィンを主人公に、黒人奴隷ジムとの冒険の旅路を描いた作品です。何者にもとらわれず自由を求めて生きるハックが痛快で、「ハックルベリー・フィン症候群」という言葉が生まれたほどインパクトを与えました。DVや黒人差別も取り挙げるなど、トム・ソーヤーの冒険よりもシビアな現実を考えさせられます。

あしながおじさん

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孤児院育ちの主人公ジュディが、毎月手紙を書くことを条件に、匿名の支援者から奨学金を受けて大学に進学する物語で、胸がときめくシンデレラストーリーになっています。日々の生活をつづる手紙がユーモアいっぱいで面白く、ミステリー要素も楽しめます。何より、好奇心旺盛でたくましいジュディの魅力に大人でも感化される作品です!

飛ぶ教室

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ギムナジウムと呼ばれるドイツの寄宿学校に通う、性格や境遇もさまざまな少年たちの友情や成長と、見守る大人たちの温かい愛情を繊細に描いた物語です。大人だからこそ大切なことに気付かされ、現代の私たちも共感できる要素がたくさん散りばめられています。児童文学の名作と呼ばれるにふさわしい1冊です!

長くつ下のピッピ

ごたごた荘に一人で暮らす9歳の少女ピッピが巻き起こす、ドタバタで痛快な物語です。子どもの頃に憧れた、自由奔放で型破りな最強ピッピのお話を読むと、ストレス過多な方でもスッと心が軽くなるような気持ちで笑顔になれます。大人になって読むと、印象は異なるかもしれませんが、とにかく遊び心満載です!

少女パレアナ

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いつも前向きなパレアナは、赤毛のアンに少し似たキャラクターで、とても魅力的な女の子です。「どんな苦境のなかでも、喜びを探しだす」というゲームで周囲の人や街を巻き込み、みんなを幸せな気持ちにしていきます。「誰かにポジティブな愛を送ると、それが自分にも返ってくる」など、常にポジティブでいることの大切さを教えてくれる作品です!

大きな森の小さな家

著者の経験をもとにした物語で、「小さな家シリーズ」として知られる長編作品です。アメリカ開拓時代、北部の森林や大草原で暮らし、成長していく少女ローラと家族のお話が描かれていきます。森での遊びや自給自足など、大自然での丁寧な暮らしぶりを繊細に描写し、想像がふくらむ作品です。幸せな気持ちを味わえますよ!

ムーミン

日本でも大人気の、愛くるしいキャラクターが登場するムーミンシリーズは、フィンランドのトーベ・ヤンソンが生み出した全9冊の長編物語です。実際に原作を読んでみると、温かいストーリーだけでなく辛辣な皮肉などもあり、大人こそ楽しめる味わい深い物語になっています。何度も読み返して、ムーミンの不思議な世界を堪能してみてはいかがでしょうか。

※ムーミン作者のトーベ・ヤンソンを描いた映画などを紹介した記事もあるので、こちらもどうぞ↓↓

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自分に合う作品を見つけて、海外児童文学を楽しんでみよう!

一度は読むべき物語!大人こそ楽しめる、おすすめ海外児童文学16選のアイキャッチ画像。 芝生の上に寝そべり、一緒に読書を楽しむ大人と子どもの写真。

いかがでしたか。今回は16冊の児童文学作品を紹介しましたが、どの作品も、世界中で長く愛されるとても有名な物語です!

児童文学は世界中で出版され作品数も多いので、どれを読めばいいのか迷ってしまう方もいるのではないかと思います。

そんなときは、タイトルを聞いたことがある有名な作品や、映像化されている作品を読んでみるのもおすすめです。

有名作品はそれだけファンも多く、年代を問わずに子どもから大人まで楽しめる作品が多いですよ!

また、穏やかに読める癒しの物語や、今の自分の境遇と重ね合わせられる物語を探して読んでみると、シンプルな言葉がメッセージとなって染み込んでくるのではないでしょうか。

子どもの頃に感じたこととの違いを楽しんでみたり、子ども時代の気持ちを思い出してみたり、児童文学の楽しみ方は大人の方でもたくさんあります!

ぜひ自分に合う素敵な1冊を見つけて、心豊かな時間を過ごしてくださいね!

それでは今日も素敵なエンタメライフを!

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